5月20日は声磨き講座の開催日です。
まだお席に余裕がありますので、お申込みお待ちしております。
現役ライターとして活動されて
インタビューのコツを教えていただけるという「インタビュアー育成ゼミ」に参加してまいりました。
「読む」「聴く」「話す」
いずれもコミュニケーションの手段ですが、その根底にあるものは「相手を思いやること」だと思います。
今回は「聴く」ことのプロの方より「聴くこと」と「聴くことを形にすること」に当たって大切にされていることを学び、話す力を向上させたいと思っています。
講師 市田里実さん
STAR GIRL株式会社代表取締役
フリーランスのエディター&ライター。他に講師やコーチとマルチにご活躍中!
2時間の講座でしたが座学+インタビュー実践という盛りだくさんの内容!
《座学編》では、学んだことからエッセンスをご紹介。
市田さんから教えていただいたインタビューに関する様々なコツの中から3つをピックアップしました。
- 「耳」「目」「心」を使って200%相手のことばを聴くこと
- 原稿とは「読者へのお手紙」と考えること
- 原稿にもリズム感が必要
1.「耳」「目」「心」を使って200%相手のことばを聴く
こちらは取材のコツを教えていただいた際にお聴きしたことば。
私は年齢を重ねるにつれて、ついつい「普通は」「常識では」と考えてしまうことが多くなりました。自分のフィルターにかけないで相手の言葉を純粋に聴くこと、いつも心がけたいものです。
「関係ないことばっかり話しすぎちゃった」
こんな言葉を相手からもらえたら、インタビューは大成功!
相手の方から話したいことが溢れた証拠です。
「聴く」という漢字は「耳」+「目」+「心」
自分から心をひらいて相手の言葉をしっかりと受け止めましょう。
2.原稿とは「読者へのお手紙」と考える
「読者へのお手紙」って何だか素敵なことばですね。
こちらは原稿をまとめるコツを教えていただいた際にお聴きしたことば。
インタビューを「原稿」として文章にするという行為には、目的があり、伝えたい相手があり、伝えたい感動がそこにあります。
「お手紙」とすることにより、より読者を具体的にイメージした文章がかけると思いませんか?
『わ!さすが言葉の選び方がお上手!!』
と、感動したひとことでした。
3.原稿にもリズム感が必要
こちらは市田さん自身が原稿を書く時に心がけていることのひとつ。
プロの方は、読み手が頭の中で再生される音まで意識して原稿を書くのですね!
リズム感が分からないときには、実際に音読してみるといいというアドバイスをいただきました。
思い返してみると、黙読であってもリズム感が好みでない文章は確かにうまくノレない感じがします。
プレゼン等で人前で話す機会がある場合は事前準備が大切。やはり読み込んでリズム感を得た原稿は、話しているうちにノッてきます。自分で読むことを前提にしていれば、ある程度「間」を調整してリズム感を整えることができます。しかし、文章として相手に読み方を委ねる場合はそうもいきません。なるほど!リズム感大事!!
それにしても「頭の中で再生される音」・・・なんだかいいですね。ライティングのプロの方は出てくる言葉が秀逸。美しい日本語って聴いていて心地よいものです。
同じように「良い聴き手は自然と良い表情」となり、それが相手に安心感を与え、よいインタビューを引き出すのだなと感じました。「自然と良い表情」になれるのは、相手に興味を持ち、自分の心を開き、純粋に相手の言葉を受け止めてこそ。
市田さんも表情がよく動き、優しい笑顔と通る声。思わずお話したくなってしまうような魅力的な女性でした。
さて、講座の後半では実際にお店に出向いて店主さんにインタビューを実施!
(予めアポをとって、お店の情報を調べてくださった主催の皆さまにはただただ感謝です)
私のチームが伺ったのは「ぼくの店」魚町店
こちらは取材の最後に撮影した一枚。
営業時間中にお伺いしたにも関わらず30分もお話を聞かせていただき、感謝申し上げます。
次回は《取材編》で実際に私が書いた原稿を紹介したいと思います。
なお、こちらの講座は北九州大学の地域創生学部の皆様が運営されている
「idea+(アイディアプラス)」さんが主催されており
現役学生の皆様と一緒に学びの時間を持つことができるという貴重な経験ができました。
掲載写真は「idea+(アイディアプラス)」さんの許可を得て使用しております。
ご協力ありがとうございました。
コメントを残す